日本矯正歯科学会 創立 100周年

院長の小川です。

10月。今年も年に一度、秋に催される日本矯正歯科学会大会が始まりました。
今年は横浜パシフィコが会場です。

日本で一番大きな矯正歯科学会、日本矯正歯科学会は今年で創立100周年を迎えました。

「1926年、あの夏の日の未来」というタイトルにて
日本歯科大学の新井教授が100周年記念講演をして下さました。
とても心に残ったので今日はそれをテーマに書かせて頂きます。

百年前、つまり1926年(大正15年)の夏、
東京麴町区のあるビルの会議室で行われた藤山眞次先生の講演会がそのきっかけだったそうです。

藤代先生は日本歯科医専卒業後、ハーバード大学入学そして卒業、
ボストン市内で開業しながらハーバード大学に教員としてお勤めされました。
今から100年前、飛行機がなかった時代にそんな行き来があったなんて、
想像すると歴史の授業さながら、壮大で心躍る話です。
2023年の関東大震災で私の卒業した歯学部は校舎が全焼したことを考えると、
東京全体に被害が残っていた時代だと思われます。

最初は会費というものがなく、
財政的に会の継続が困難になった際にはある先生の私費で賄いなんとか続けたとか。
そのようなことができる経済力はもちろんですが、そのパッションにも感動です。

あるビルの一室で始まった集まりは
今や会員7000人以上にも及ぶ大きな会へと発展しました。

100年前の会員たちは学閥やそれぞれが受けた教育の違いを超えて
知識や経験を共有する専門学会の意義を見出し、志を共にする歯科医師とつながり、
その輪を広げていきました。
素晴らしい気づきと行動力であり、感謝の気持ちでいっぱいです。

日本矯正歯科学会大会開会式
朝9時、今日から始まります

日本矯正歯科学会大会100年の歴史
最初の講演会の様子(講演のスライドより)

大会は数日間続きます。
休診により通院中の患者様にはご迷惑をおかけしています。

刺激、知識、新たなつながり…
今年も何か必ずフィードバックさせて頂きますね!

日本矯正歯科学会認定医 横浜矯正歯科アーティスティックスマイルクリニック院長 小川康子