生まれつき下の前歯の数が足りなかった50代の矯正治療例
前歯が足りないことと奥歯の咬み合わせを気にして来院されました。
治療前



治療後



年齢 | 55歳 |
職業 | 会社員 |
症状 | 左右大臼歯の鋏状咬合、右下側切歯の欠損、出っ歯 |
総治療期間 | 4年 6カ月 |
概算矯正治療費 | 724,500(年当時の価格設定) |
治療に用いた主な器具 | 表側ワイヤー矯正(マルチブラケット法) |
主訴(主な悩み) | 咬み合わせ(しっかり咬むことができない) |
抜歯 | 上あごの右側の親知らずと左右第一小臼歯を抜歯 |
リスク/副作用 | 虫歯、歯周病、歯根吸収など |
概算治療費の単位:円
MEMO
奥歯でしっかり咬むことができない、力を入れることができないとしきりにおっしゃっていました。
歯のでこぼこなどはさして気になっていないご様子でしたので、時間・年令・費用・器具を付けて過ごす負担等と治療によって得られるものを比べた際に虫歯の歯科医院で咬み合わせの調節をして頂くことを勧めました。しかしご本人は「矯正治療で全体的にしっかり治したい」というお気持ちが強く、1年半後に「やはり歯列矯正で治したい」と当矯正科に再来院して下さり、矯正治療を試すことになりました。
一度治療を開始すると一生懸命頑張って下さり、良好な治療結果を得ることが出来ました。もともと下の前歯の数が1本足りなかったので、その部分の隙間はブリッジにて埋める予定でしたがなんとか調整し、かみ合わせを崩さずに隙間も閉じることができました。今でも時々定期検診に来て下さるまじめな患者様です。(院長 小川)