美しく曲げられたMEAWワイヤー

日曜日お手伝いに来て下さっている杏梨先生が、ある患者さんのためにMEAW("Multiloop Edgewise Arch Wire"の略でYoung H. Kim先生によって考案されました)を一本一本手作業で曲げてくれました。写真をご覧いただくとわかる通り、ループの高さや間隔が驚くほど均一で、まるで工芸品のような仕上がりです。

これを作るのは大変なんですよ~。1mmずれても歯にはまらないんです。難しいので、つい外注したくなりますが、難しいゆえに外注のお値段も万単位で、外注してしまうと、その技工料は患者様の治療費の負担につながります。そのため、当院では歯科医師が手作りしています。

どんな時に使うかというと、適応症は様々ですが、当院では主に上下の前歯がしっかり咬み合わない、いわゆる開咬という症状を持つ患者様の治療の最終手段として使っています。

MEAWは既製品として販売されているものではなく、このように患者さんお一人おひとりの歯列に合わせて、熟練した術者によって手作業でループを作ることにより完成します。

美しすぎるこちらのアーチワイヤー、使わせて頂きますね。
杏梨先生、ありがとうございました!

 

日本矯正歯科学会認定医 院長 小川康子

 

meawワイヤー