重症な受け口を手術なしで治療

受け口とそれにより下唇が出ているという見た目を気にされていました。何軒も矯正専門医院を回り、どこの病院も外科手術を併用しないと治せないと言われたそうです。手術なしでなんとかならないものかと当院に初診相談にいらっしゃいました。

治療前

治療後

年齢14歳
職業中学生
症状反対咬合
総治療期間3年6カ月
概算矯正治療費604,500(2003年当時の価格設定)
治療に用いた主な器具表側ワイヤー矯正(マルチブラケット法)
主訴(主な悩み)下唇が出ているのが気になる
抜歯下あごの右側第二小臼歯を抜歯(抜歯は1本のみ)
リスク/副作用虫歯、歯周病、歯根吸収など
概算矯正治療費の単位:円

MEMO

手術なし、表側ワイヤー矯正だけで治しましょうと提案しました。重度の受け口でしたが中学生という成長期を利用することで表側ワイヤー矯正だけで下あごの骨の大きさから変えることができました。患者様がしっかり治療に協力してくれたおかげで手術なしでもこれだけ良い結果を得ました。咬み合わせだけでなく、外見的にも口を閉じたときのしゃくれた感じがなくなりとても魅力的な口元になったと思います。(院長 小川)